
どうも窓機械です。先週あたりの記事でニュースという形で紹介したNoctuaのChromax.blackシリーズがついに国内で発売されたので入手して組み込んでみました。
開封
では早速開封していきます。

あえて言わさせていただく、えっちだ・・・
開封直後から気品を漂わせるこのフォルム、高級感・・・すばらしい・・・・


中には
- 本体
- L.N.A(回転数と騒音値を減らすアダプター)
- 説明書
- グリス(NT-H1)
- エンブレム
- バックプレート固定ネジ
- 25mm厚ファン固定ネジ
が入っていました
外観をチェック
やはりヒートシンクまで黒コーティングされているのがすばらしい・・・
ミニマルな見た目と合わさって可愛いです。



組み込んでいく
では組み込んでいきましょう。今回はDeskminiA300に組み込んでいきます。ソケットがAM4なので別途リテンションキット(NM-AM4-L9aL9i)が必要ですが、私は以前からNH-L9a-AM4を持っているのでパーツ交換だけでOKでした。

ではクーラーを外します。まずバックプレートを外して・・・

はずしたらグリスをしっかり拭き取ります。
無水エタノールを使うといいですよ
そしたらL9a-AM4のリテンションをL9i Chromax.blackに移植していきます。


両方ともNH-L9系列ですが、L9aとL9iではサイズが若干異なります。
しかし、リテンション穴は共通なので使い回しが効くということです。

交換しました。リテンションがBlackじゃなくなるのが惜しいですが仕方ありません。


ではリテンションをつけ終わったのでクーラーを固定します。まずCPUに伝導材をはさみます。
今回はグリスではなく、シートでThermalGrizzryの「Carbonaut 38×38×0.2(TG-CA-38-38-02-R)」を使用します。

では早速クーラーを入れていきます・・・が、ここで問題発生、隙間がかなりきついです。
というか普通では入りませんでした、やや無理やり押し込むと入りますが一部コンポーネントに負荷がかかる形になっていますね。
これはL9aよりL9iのほうが若干横幅が大きいことが原因です。
これは正直人にはおすすめができない・・・やるのであれば自己責任でお願いします。
追記:NH-L9a-AM4のヒートシンクだけ使い、ファンだけChromax.Blackにする方法もあります。そちらでしたら安全に取り付けできると思います
なんだかんだ組み込み自体は終わり、こんな感じになりました。
印象が変わりましたね。黒のほうが落ち着いてて他のパーツともマッチしています。
しまってみました。いままでは外からでもNocuta色が見えていましたがChromax.Blackでは見えないですね。まるで普通のPCみたいです。


個人的にはChromax.Blackが組み込めたので満足です。
性能評価ですが今回はグリスなどを変更したので行いません・・・(すみません)
ただちゃんと冷やせてることは確認しているのでその面でも満足しています。
コメント
はじめまして
NH-L9i Chromax.blackをAM4で使用しようとしているものです
とても有意義な記事で大変有り難く思っています
そこで一つ質問をさせていただきたいのですが、本製品の海外レビューを読んでいるとリテンションのネジ部分まで黒く塗られており、その塗料のせいかネジを外すことが大変困難であるとの報告が多数見受けられます
窓機械様におかれましてはその様なことは特になかったでしょうか
いきなりのご質問で大変申し訳ありませんがお答えいただけますと幸いです
よろしくお願いします
宇宙フンコロガシ様、コメントありがとうございます。
あくまで一つの事例として捉えてほしいのですが、私の環境下では特にそのような事象は確認していません。正常に固定できていると感じました。
窓機械様
ご返信いただき誠にありがとうございました。
参考にさせていただきます。