【注意】
当記事はあくまで筆者の環境での事象をまとめた「日記」であり「動作検証」ではありません。よってすべての環境で同じ動作をすると保証するものではありません。
当記事を利用は自己責任でよろしくおねがいします。利用の結果生じた損害について、一切責任を負いません。
あーーー・・・アニメみるの好きです。2019秋アニメはFG○のアニメがいいですね。戦闘シーンがかっこいいです・・・これを60fpsとかで見れたらなぁ・・・なんておもってたら

あれ、そういえばうちのDeskmini A300くんRyzen5 3400Gじゃん、ワンちゃんあの機能使えるんじゃ・・・(´・ω・`)
ということで今回はRyzen3000APU(Picasso)の最上位であるRyzen5 3400G(以下:3400G)を用いてAMDの映像補完Fluid Motionを使いたいとおもいます。イクゾー
Fluid Motion(Fluid Motion Video)とは
今回はAMD Radeonシリーズの魅力のひとつで、秒間24フレームや30フレームの映像を60フレームのヌルヌル映像に変換再生してくれるAMD「Fluid Motion Video」を試したい。
https://amd-heroes.jp/article/2019/05/0172/
Fluid Motion Videoは、2014年に投入され、アニメ好きの注目を集めたAMD独自の映像補完技術で、AMD第4世代APUや「Radeon RX 200」シリーズ以降に搭載。YouTubeやmp4などの手持ちの動画ファイルに加え、CyberLinkとタッグを組むことで、再生ソフトの「PowerDVD」にてBlu-rayを再生する時にも、Fluid Motion Videoが効いたぬるぬる映像を楽しめるようになっている。
別名「古井戸」とよばれます。
動画は何枚もの絵がパラパラ漫画みたいに高速で切り替わって動いてるってのは多分知ってると思います。
通常のアニメは1秒の動画に対して大体27回、パラパラと絵が切り替わるんです。しかしこのFluid Motionを有効にすると、その切り替わる絵と絵の間に更に絵をはさみこむことで、1秒間に60回絵が切り替わるように見せることができます。
こうすることでよりなめらかに映像を映すことができるというのがFluid Motionです。
引用元のAMD Heroesさんでも2400Gで対応させれたので3400Gもこれに対応しているはず・・・かと思いきや、とあるTwitterのフォロワーさんの情報によると3400GではFluidMotionが使えないという噂が・・・まじ?
なので実際にやってみました。
使用環境
使用環境は以下の通り、製品の概要やスペックは各自でググってください。
OS | Windows10 Home パッケージ版 | バージョン:1903 |
CPU | Ryzen5 3400G | Radeon ソフトウェア バージョン 19.9.3 |
ベアボーン | ASRock Deskmini A300 | BIOSバージョン:3.50 |
メインメモリ | W4N3200CM-16G | |
SSD | Samsung 860 EVO 500GB | |
再生ソフト | MPC-BE x64 | v1.5.3 |
まず標準の状態でFluid Motionは設定可能?
結論からいって不可能でした。まずカスタムで本来あるはずの設定項目がない。

本来はFluidMotionの項目が表示されるはずだが表示されない

動画再生はMPC-BEを使っています。
Bluesky Frame Rate Converterを利用する方法でやってみる。
Bluesky Frame Rate Converter(以下:BFRC) について
配布先サイト→ https://bluesky23.yukishigure.com/BlueskyFRC.html
これはBluesky氏が製作したGPUを利用したフレームレート変換用のDirectShowフィルタ
FluidMotionに対応していてRyzenAPUでFluid Motionを有効化できるらしい。
これによる方法は2400Gで有効だったので3400Gでも大丈夫・・・と信じたい
では実際に使ってみる

これが初期状態

まずはじめにFluid Motionを有効化します。
GPUの項目から「AMD Fluid Motion Video を有効にする」という項目があるのでこれをクリック
管理者権限の実行のあとに有効化・Radeonドライバがリセットされます。
これでFluidMotionが有効化されたはず・・・

有効化後のBFRC

次にDirectShowフィルターを登録します。
右下の三角をクリックして「DirectShow フィルタ」から「登録」

「品質」の項目のAFMモードですが、これは環境次第で変わるのかな・・・?
自分の環境ではモード2にしました。

ですがBFRCですでに有効化しているので問題ありません
MPC-BEにBFRCのフィルタを適応させないといけない!
BFRCはフィルターなので当然再生ソフト(MPC-BE)にフィルターを適応させないとだめです。

MPC-BEのメニューバーの
「表示」から「オプション」を開きます。

そしたら右上の「フィルター」の追加を選択します。

「Bluesky Frame Rate Converter」を選択

右の優先度の項目を「メリット値を設定」から「優先する」に変更しました。
適用を押して終了です。
早速再生してみた

キター!!!ちゃんと動きましたよ!60fpsでてます!
なんだ、いけたじゃん!
ということで無事3400GでFluid Motion有効化&再生できました~!やったね
あとはアニメの円盤かな・・・(手元の財布の中身に震えながら
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